未分類

フレネの美術教育

投稿日:

生活の表現

フレネの教育法を実践している学校を見た人はその大胆で華麗な絵や力づよく豊かな色彩、のびやかな線や形、幻想的世界の表現に感嘆させられる。一体どうしてこのような絵が描けるのか?どのような考え方で、子どもの創造的活動が指導されているのか。質問を投げかけると、先生は「何も教えていませんよ。子どもが自由に描き、描くプロセスでいろいろ発見したし、アイデアがひらめいたり、して絵が構成されていきます。」といった答えが返ってきます。

一体子どもの絵はあそびなのか、それとも学習なのか、それ以上のものなのか?フレネは「自然な方法ーデッサンの習得」の研究のなかで次のようなことを言っています。絵(デッサン)とは何か?こどもはなぜ絵を描くのか?こどもは絵を描くことを教わるために描く、つまりモデルを正確に写す(コピーする)、あるいはたて横線で寸法をはかりながらクロキーを作ることを学ぶ。これにより観察力を深め、趣味や調和の感覚を発達させるのであると言うだろう。

一般に教科としての図工や美術についての考えはほぼこのこういうことになると思います。このこと自体が誤っているとか、益がないというのではありませんが、フレネが批判する点は、まず動議づけや狭く限定された功利的な目的ではこどもの絵のもつ心理的、教育的意味をとられることが出来ないということです。

子どもが学校外で描く自由な絵は、たとえ生の躍動がうまく表現されたものであっても、これを評価できず、「なぞ」として排除されてしまう傾向があります。

 

 

 

-未分類

Copyright© 秋永アートクラブ , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.